小松だよ!小松市の史跡・古道探訪!!

石川県 小松市

旧海軍小松基地 物資貯蔵庫跡 その2


小松市内に残る戦争遺跡


太平洋戦争末期、疎開基地だった「海軍小松飛行場」の燃料や弾薬、魚雷などを
東山町や金平町の石切り場跡や鉱山跡に保管するために物資が山積みにされていたという話を古老から聞きました。
小松に飛行機の基地ができてから数ヶ月で太平洋戦争は終わり、保管された物資はどこかに消えたということです。


東山町(旧勘定町)の石切り場跡地に貯蔵されていた。



付近の山で竹の子を取っていた老人に聞いたら、
「子供の頃にこの場所を見に来たら、ドラム缶や魚雷やらいろんな物資がたくさんあった」そうです。
戦争が終わってから見に来たらなにも残っていなかったということでした。








なお、東山町の貯蔵庫建設に当たり、苗代小学校に佐藤大尉をリーダーとする部隊が駐屯し、
毎朝、佐藤大尉以下、朝鮮人など100人ぐらいの作業員が東山町にやってきて兵舎の建設やらいろいろしていたそうで す。




これまでに分かったこと。


「粟津海軍飛行場」(住田正一)によると、魚雷調整班が北浅井神社、苗代小学校などに駐屯していた。
東山町の古老の話では、付近の石切山跡地にはドラム缶や、魚雷などの軍事物資が山積みにされていた。
毎朝、苗代小学校から佐藤大尉の部隊がやってきて、朝鮮人の人たちらと100人ぐらいが、兵舎らしきものを立てた り、
何かの施設を作る作業をしていた。









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