太平洋戦争真っ只中の昭和19年ごろ、小松市に旧海軍航空隊の小松飛行場が建設され、それに伴って
パイロットを養成する『小松海軍航空隊(予科練)』が月津村柴山(今の加賀市柴山町〜新保町)に設置され
ました。
小松市の山間部には石切り場がたくさんあり、例えば今でも滝ヶ原町の石切り場や鵜川町のハニベ岩窟
院のような石切り場跡は有名ですが、そんな頑丈で爆撃に耐える地下空間に小松基地の燃料庫や弾薬
庫、地下部品工場が作られました。
日本本土に上陸してくる米軍と戦うために、全国規模で地下軍事基地や工場、貯蔵庫を作っていたので
す。
今なお太平洋戦時の名残をひっそりととどめている、小松市内の遺構や戦争の逸話を探してみました。
※ 昔の日本軍には空軍というものは無くて、海軍と陸軍がそれぞれ航空隊を持っていました。飛行機など
の武器は海軍と陸軍がそれぞれに開発しており、日本には二つの軍隊があったような感じです。
今で例えるなら、陸上自衛隊と海上自衛隊がそれぞれにF-2攻撃機やF-15戦闘機を運用しているような
ものです。
海軍は空母に戦闘機を載せて海で戦うのが本職ですが、太平洋戦争末期の海軍は戦える軍艦や空母が
ほとんどなくなり、さらに軍艦を動かす燃料もなくなり、空母の代わりに太平洋の島々に飛行場を作って戦
い、海軍兵士が鉄砲を持って島を守っていました。
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2015/5/06 更新!
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小松市立空とこども絵本館
2014/07/30 更新!
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国鉄粟津駅専用線(小松空港専用線)
2014/06/18 更新!
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2014/06/16 更新!
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2014/06/13 更新!
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小松市那谷寺駐車場
撮影日:2008年12月 2009年ごろに老巧化のため取り壊されました。 |
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小松市 安宅神社付近
石油の代替燃料として松脂を採取していた松の傷跡 |
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小松市遊泉寺町石切り場跡
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小松市東山町
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小松市東山町
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